ストリートに生きる旅人たちへ。「RENEGADES」が仕掛ける新たな旅とファッション

2019年5月15日、若きデザイナー“虎”が手がけるストリートブランド「RENEGADES」がスタートした。“反逆者たち” という名を冠したブランドには、デザイナー虎自身が世界を旅し、そこで感じた強い想いが込められていた。

ストリートに生きる旅人たちへ

2017年、19歳でアメリカ横断をした旅の経験が、虎の人生を大きく変えた。異国の地・アメリカでは宿のない日が続き、言葉は全く通じないといった孤独を味わった。「めちゃくちゃ辛かった」と回想するその孤独の中で虎の支えとなったもの、それこそが世界的ロックバンド・ColdplayのTシャツだった。

 

 

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「Coldplayの特別なTシャツを着て旅をしてる時、なぜか自分に少し自信が持てた気がしたし、それを着ていると街中で《クールだな!》ってコミュニケーションも生まれて、《服の力ってあるな》、《誰かにとってこんな服を作れたら最高だな》って思った」

孤独のなか、アメリカのストリートで見たもの、触れたもの。その全てが虎の常識を打ち壊した。そして、この旅で虎の支えとなった言葉「LAST YOUNG RENEGADE 〜 最後の若い反逆者 〜」からエッセンスを抽出したブランドを立ち上げたのだ。

意味のこもった服で旅をして生きる楽しさを感じて欲しい。そんな想いから、コンセプトは「ストリートに生きる旅人たちへ」だ。

 

 

 

RENEGADES #001

RENEGADESが仕掛けるファーストプロジェクト「RENEGADES #001」は5/29〜6/29の1ヶ月に渡って、ロサンゼルスの路上を舞台に行われる。
LAの路上で、100着を売る挑戦だ。この挑戦にはフォトグラファーの高橋優也(@yuyatakahashi.monster)も同行する。

「僕を認めたくない全ての人達へ」と前置きし、虎は語る。

「 “無謀だよ” とか “そんなんやってどうするの?” って言ってきた人達に、僕は旅を通して、服を通して、自分の生き方を見せていく。そして世界を素敵にしていく。それがこのファックな世界への反逆。」

 

生まれ育った日本ではなく、なぜアメリカ・LAの路上からスタートするのか。そこには確固たる信念と大きな野望がある。

「どんなヤツが作った服なのか、これが重要だと思う。だから僕はLAの路上で100枚売り切ったクレイジーなヤツでありたい。RENEGADESと言ったら旅・世界・ストリートだってイメージがつくように。将来は世界で勝負するブランドにしたいからアメリカから始めるよ、逆輸入みたいにできたらカッコよくない?」
そう笑ってみせた。

 

 

“和”を意識し、桜や日の丸の施されたデザインの中でも、ひときわ目を惹くのは二頭の虎だろう。左右に息づく虎はそれぞれに意味を持つ。右は常に反骨心を忘れず尖っていたいという気持ち、左は常にラフな心を持ち続けたいという気持ちが込められている。

LAST YOUNG RENEGADE

自分の気持ちに嘘をついていないか?
長いものに巻かれて終わる人生でいいのか?

世の中の風潮、慣習、常識にとらわれて、やりたい事に踏み出せない人生ほどつまらないものはないだろう。

“LAST YOUNG RENEGADE”
いつだって世の中に反旗をひるがえす、最後の若い反逆者であろう。

 

虎が仕掛ける革新的なファッションブランド「RENEGADES」が、今宵一つのストリートから反逆のファンファーレを掻き鳴らし、世界へ駆け出した。

 

RENEGADES

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若きデザイナー虎が仕掛ける、新進気鋭のストリートファッションブランド。ブランドの1stコレクションは、ロサンゼルスの路上で全100枚を売り切る。現在は2ndコレクションを製作中。

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