明治学院大学を卒業後、単身アメリカへ留学した林佑弥さん。EFのワシントンDC校を首席で卒業した彼は、なぜ就職をせずに海外へ飛び出したのか、そしてそこで何を感じたのか。
「若いうちに留学はしたほうがいい」と語る彼に、その真意をうかがった。
海外に興味を持ったきっかけ
- 留学に行こうと思ったきっかけはどんな事でしたか?
きっかけはめっちゃ単純やったな。元々英語は好きやったけど話せなくて、あっちの暮らしに憧れてただけ。
- アメリカの暮らしに?
そうそう。アメリカの映画も好きやし、マンガも好きやけど、一回も海外行ったことなかったの。
それで、行くんやったら長期で、暮らしに馴染んでみたいなっていう憧れがすごいあって。高校でも大学でも留学するチャンスはあったけど、なんかタイミングを逃してて、結局諦めきれずに、社会人になる前に行こうと思ったのがきっかけかな。
- なるほど。暮らしに憧れてたのはどうしてなんでしょう?
フルハウスが大きいかな。2歳ぐらいからアメリカの映画とかもずっと好きやねん。やのに一回も行ったことなくてみたいな。俺のきっかけで言ったらそれぐらいなんだよね。「ビジネスを学びたい!」とかそんなんじゃなくて、普通に英語で話したかったっていうこと。まあでも、きっかけってなんでもいいと思ってる。
- フルハウスの出演者と写真を取っているのをインスタグラムで拝見しました。あれはどういった経緯で?
2017年にフラーハウスって続編を日本で撮影してて、それを追っかけて写真を撮ってもらったの。毎日張り込みすぎて、監督さんに「いつも来てるよね」みたいな事を言われて、当時は英語が分からないから「うん、イエス」みたいな感じで言ったら、「おいで」って言われて関係者しかおらへん撮影の現場に入れてもらったのよ。
ハリウッドも注目の新星、マッケナ・グレースと
- すごいですね。どうやって撮影場所とか見つけ出したんですか?
たまたまやねん。一人の役者さんが渋谷に前乗りしてて、路上ライブしている人のストーリーを撮ってたの。そんで俺はそのストーリーを見て、「昨日、この路上ライブみたぞ!」って思ったの。
そんで調べたら、次の日から日本で撮影が始まるのが分かって。その後、他のキャストさんらが日本の夜景とかホテルの上から撮ったストーリーを載せだして、「ここ赤坂見附やな」って気付いてん。
- すごい!
記憶力がすごく良いのよね。んで、「この人らが赤坂見附で泊まるようなホテルって、ホテルニューオータニしかない!」って思って、そこに張り込んで。そしたらやっぱりそこにおったの。でも1日目とかは撮影がまだちゃんと始まってなくて、みんな観光しとったから、ストーリーもすごくあげてくれるのよ。だから、フラーハウス用のアカウントを新しく作って、情報収集したの。
- 執念ですね。
ストーカーアカウントやな(笑)それをひたすら見てたら、築地におることが分かって。混んでたけど、どっかに絶対おるからなて思って待機してたの。そしたらお寿司食べてるストーリーあげてくれたから、そこに映り込んでた暖簾の店名を調べて向かったら、ちょうどその店から出てくるタイミングに出くわして。ほんで写真撮ったの。
フラーハウスの豪華キャスト陣との一枚
- そんなにもドラマが好きで、ずっとアメリカに行きたいと思ってはいたけど、チャンスを逃してきた。でもやっぱり社会人になる前に行きたいなと?
そうそう。この歳で、言ったらちょっと抽象度の高い動機やんか。だから俺は、それじゃ親を納得させることができないかなと思って、自分で貯めたお金で行こうと思ったの。それが親に対してのせめてもの誠意かなって思ったから、自分で全額貯めたんだよね。
自身で留学費用を貯める
- 自分で貯めたんですね。留学ってすごく費用がかかって、自分で貯めるのは大変だと思うんですけど、それはどうやって?
投資とバイトで貯めたよ。
- 投資ってちゃんと学ばないとリスクが高いものじゃないですか。そういう意味で、投資に関して怖いなっていう感情とかはなかったんですか?
最初は人の紹介で投資を始めたんよね。学生を騙すみたいなのがめっちゃ多いと思うねんけど、そういう人らに紹介もされてるの。やけど、元々おじいちゃんが投資をやってたから、偏見はなかった。
投資に勉強とかって正直いらんねんな。知らなあかんことはマストであんねんけど、それは大したことではなくて。一番は自分との約束を守れるか守れへんかやから。欲につられたら負けちゃうのね。その日々の積み重ねをしていけば、一日では負けても、一週間は勝てたりとかする。なんなら、それが一ヶ月続いたら勝ちやし。やから、そうやって自分で決め事を定めてやっていったら別に負けないの。
- どんな種類の投資をやったんですか?
種類はfxとかバイナリーオプションとか。あとは先物取引っていうやつ。日系企業の有力株価の平均値を予想するみたいな。
- 元手はどのくらいで?
20万ぐらいだったね。バイトで貯めたお金を使って始めたの。
- それが最終的にどのくらいになったんですか?
3年間やって200万の留学費用は全てまかなえたよ。バイト代は全部使うけど投資のお金は降ろさないし使わないから、延々貯金ができてくのね。
- すごい。やっぱり投資をすることによって、経済情勢とか気にするようになりましたか?
あーそれはそう!投資してから、そういうのが好きになった。経済とかあんま興味がないっていうか、別にニュース見ててもどこの会社がとか気にしいひんやんか。じゃなくて、投資してからは関心が深まって、NHKの国会中継とか見るのめっちゃ面白くなってん。
- なるほどです。アルバイトは何をされてたんですか?
飲食とかニトリとか。103万ぎりぎりは稼いだし、それこそ一ヶ月だけ水商売もしたし。
- 水商売というと?
ホストだね。手渡しにしてくれたバイト先もあったんやけど、生産性悪いなと思って。もっといいバイトないかなーと思ったときに、バーとか、ボーイズバーとか、ホストとか紹介されたの。親にも、別にのめり込まんかったらいいって言われるねんな、それも経験やから。一ヶ月の期限付きでばっとやって、50万以上稼いだのよ。
- すごい行動力ですね。やっぱりホストはちょっと怖いイメージがあるじゃないですか。そういう経験とかはなかったですか?
アフターで終電後までおばちゃんに連れまわされた事はあったんやけど、絶対にタクシーで帰ったから、特に怖い経験とかはないな。
まぁ面白かった事と言えば、お店の人に「ホスト経験ありますか?」って言われたときに「あります」って言うて、「前の店でどのぐらいで働いてたん?」って言われたから「時給5千円で」って言ったねんな。だいたい相場2500~3000円って知っててんけど、一ヶ月って決まってたから、2500円は嫌やなって思って。それで、恵比寿にあるバイト先の常連だったおばちゃん達に連絡してみたら、俺の最初の出勤日がちょうど同窓会の日だから行くわーって10人くらいで来てくれて。そしたら、めっちゃ仕事できるやつになって時給5000円スタートになったんよ。
EFを利用してワシントンDCへ
- すごい運が良いと言うか、人徳と言うか。 話を戻すと、留学はいつから行かれたのですか?
2018年の3月に大学を卒業して、4月から行ったよ。
- では、休学とかは特にしてない?
してないね。その理由も、学校のSC*っていう団体を当時のメンバーでやりたくて。あとは、おばあちゃんが膵臓がんやって、死に目に会えるか会われへんかぐらいやったから。ほんまはそこの期間で、休学もなんもせんと留学に使えると思ったけど、一緒に過ごす事にした。
※1 SC
スチューデントカウンセラーの略。
主に社会福祉学科に入学した学生の生活をサポート。サークル以外での縦横の繋がりを作る機会などを企画している。
- 留学は「EF(Education First)」を利用してますよね。数あるエージェントの中でも、「EF」は特にしっかりしているがゆえに、一番高いじゃないですか。 どうして「EF」を選んだのですか?
紹介されてっていうのが最初のきっかけ。決め手は、日本でもトップのエージェントっていうのと、海外にたくさん支社があるから。「EFを使って留学したら、偏りなく世界中の国々の人と会えるんだな」って思ってEFを選んだっていうのはある。
- なるほど。「EF」は安心と信頼の置けるエージェントですけど、費用がネックになると思います。今だと「スマ留」の様な安価なエージェントもありますが、ゆうやさんはEFで行くことを勧めますか?
あんまり自分に自信がなくて周りの支えが欲しいなって思う人にはEFをすすめる。でもそういうのを自分でなんでもやりきれるんやったらスマ留とかで、安さをとっても良いと思う。高いお金払ってでも、EFにはそれだけの価値はあると思うけど、人によってそれぞれ違うと思うよ。
- 他のエージェントとかもみたんですか?
みたみた!あとEFで良かったのは、卒業証明書がもらえて、その成績が良いと、例えば就活でも証明書として書けるのよね。
そういった意味でちゃんとした学校に行っているから、200万の価値はあると思う。俺は成績が良かったから、TOEIC満点扱いなのよ。まぁでもTOEICで満点は取れないけどね。(笑)
TOEICの話題で笑いを誘う林さん
- 帰国してTOEICは受けたんですか?
受けたよ。850くらい!
- ちなみに行く前は?
行く前は500点くらい!(笑)
今ならTOEICのリスニングくらいやったら、スマホいじりながらでもできるから(笑)
- 留学先にワシントンDCを選ばれたのはどうしてですか?
俺が行ったタイミングで寮費がタダになってて。(笑)
あとは前に友達もDCに行ってて、良い先生もおるって聞いてたからかな。キャンパスもラウンジも、男子寮、女子寮も、全部一緒の棟にあんねんな。そういった意味では、めっちゃみんなと近くでおられるからいいなって思ったのもある。
アメコミがすごい好きやから、映画のロケ地とかがあるのも良かった。NYにも近いし。
- フルハウスだとやっぱりサンフランシスコとかかなって思うのですけど。
それで言うと、ほんまは西に行きたかったよ。ゴールデンゲートブリッジを赤いオープンカーで行って、一人でフルハウスごっこをしたかったの。でも、そっちに行ったら結構楽しんじゃうだろうなって思って。なら英語覚えてから観光で行く方が良いかなって。
もちろん楽しいと思うし、英語もめっちゃ伸びると思うけど、この歳で大学卒業してから働かずに留学してるんやったら、ちょっと気持ちを追い込むよりにしたいなって思って東に行ったの。
- 留学前にやった事はなにかありますか?勉強とか。
単語くらい。でももっとやっとけば良かったなって思う。単語帳を語学学校で開くくらいやったら行く前にやっといたら良かったなって。あとは、日本の事は話せるようにしといたら良かったかな。「日本の昔ってこんなだったんでしょ?」とか「忍者と侍って見たことある?」って聞かれるから(笑)
-なるほど。では、留学中に苦労したことはどんな事でしたか?
苦労したことか…。まあ話せなかったことは苦労したよ、正直、英語全然喋られへんかったから。あとはルームメイトと会話してても、お互い英語がたじたじやったら意思の疎通が全然できへんから、なんでこんな伝わらんのやろって、不甲斐なさみたいなのも感じた。悔しかったのは、年下の子に守られてたっていうのもあるな。あっちの子のほうが喋れる子が多かったから、オーダーするにも「いいよわたしが頼むから」とか、揉め事でも18歳ぐらいの子が「わたしが行くから」って言ってくれて、頼りにならない自分がすごい悔しかった。
ワシントンDCキャンパスの仲間たち
英語=知識量ということを痛感
- なるほど。では逆に、留学中に役立った日本での経験とかってありますか?
投資をきっかけに政治とか経済に興味が湧くようになったおかげで、知ってて良かったと思うことはいっぱいあった。
- というと?
英語が話せないのって単語力とかじゃなくて、知識量に差が出てきたら喋れなくなってくるのね。例えば、LGBTっていうワードは分かると思うねんけど、もしその言葉の意味がわからんかったら、そのことについて議論しようがないやんか。日本人は他の外国人に比べて、そういう知識量が圧倒的に少ないと思う。自分で考えるって経験が少ないから。だから、こういう議題についてあなたどう思う?って聞かれても答えられない人間がすごく多い。
- それはアメリカで感じた?
そう。16歳とかの子の方がペラペラ喋るのは、知識があるから。だからアメリカにおったときに、途中から日本の新聞とかスマートニュースとかで、政治経済や国際問題についても読むようになって。それを英語に変えてアウトプットしたら、ぼんって急に伸びたの。そこからは、これを訳すのに何を使えばいい?って調べたら、単語も覚えるやんか。そしたらかなり話せるようになるよ。
留学を成功させるために必要なこと
- アメリカに行ってどのぐらいの期間で英語力の伸びを感じましたか?
3ヶ月ぐらいでだいぶ変わった。リスニング能力は圧倒的に変わる。
-「初めの3ヶ月が一番大変」ってよく言いますもんね。
それは、日本人とかアジア人に共通の悩みだと思う。基本シャイだと思うんよ。だから、話しかけられても「んー」って答えてしまったり、自分から「なんでなん?」とかって言えないことが多い。それだけが3ヶ月続いてしまうと伸びがすごい遅い。俺は全然喋られへんけど、中学校で習う「How are you?」とか、そんなんばっかりを会うやつ全員にひたすら言ってた。
- それで覚えてもらえた?
そう。とりあえずインスタをゲットして、後から名前を確認しながら友達を作ってた。毎日毎日そうやって色んな人と話して、そこで頭いい人を見つけて、その人に英語を教えてもらってた。「間違ってたらこれからは訂正してな」とかって。3ヶ月がしんどいっていうのは多分、どんだけ多くの人と関わってるかで変わってくる。日本人とだけ関わってたら英語は伸びないし、英語でどんだけ関わったかじゃないかな。
- なるほど。留学に行ってもあまり結果が出ない人と、すごく成長して帰ってくる人の違いはやっぱりそこですかね?
そうね。だって、ばーってメモ取るとか、日本でもできるじゃん。今なんか、海外行かんでもさ、オンラインとかYouTubeとかで英会話の勉強って出来るやんか。
それでもわざわざ留学したんやったら、ネイティブのスピーカーと話せたりとか、語学学校やったら色んな国の子と話せるとか、そこを使わないと意味がない。だって店行ってオーダーするのも全部英語なわけやんか、ほんなら毎日スタバに通うだけでも変わってくると思う。
- プライドを捨てて、恥ずかしがらずにやらないと?
そうだね。喋られへんくても恥ずかしい事はないからね。
「英語が話せないことは、恥ずかしいことじゃない」
- 語学学校は首席で卒業して、最後にはスピーチをしていますよね。元から英語がある程度話せるような人たちもいる中で、どうして自分がスピーチに選ばれたと思いますか?
正直ほんまわかってなくて。(笑)俺より喋れる子もたくさんおってんけど、スタッフさんから言われた理由としては、俺は休まへんし、成績が良かったのももちろんある。
あとは、「このキャンパスの中で、あなたのスピーチがみんな聞きたいと思う」って言われて。多分それは、俺が最初の話されへん中でも声をかけまくってかけまくって友達をつくったからってだけかな。例年卒業式のスピーチはあんまり人来ないのね。でも俺の時は、ほとんどの生徒が見に来てくれて200人くらい来てん。中学生くらいの子から社会人まで、俺もう全員と話しとったから。
だからああいうスピーチをやらせてもらうって言うのは、自分がやりたいってよりかは、周りに認められて、初めて任せてもらえるもんなのかなっていう。俺のやってたことを、そうやって評価してもらってたんよね。
- 成績含め、みんなと絡んでた部分とかが愛されていたというか。
ワシントンDCのキャンパスの中で、日本人って誰?ってなったらゆうやってなると思う。でも俺は、最初っから日本人の代表として行ってるぐらいの気持ちやった。(笑)だって、日本のことをよく思ってない人も絶対おるやんか、でも俺と会ったら日本の印象変わったって言ってくれたらすごい嬉しくない?だから、代表ぐらいの気持ちで行ったほうが良いなと思う。
「日本の教育を変える」
- 確かにその通りですね。帰国して、就活はいつからしたのですか?
2018年の12月に帰ってきて、2019年の2月ぐらいから就活スタートしたかな。
- 今後のやりたい事として、「日本の教育を変えたい」とお聞きしました。それに関して教えてください。
そうね。それこそ英語含め全般的に、日本の教育のレベルが低いなって思ってるから。
- 先程おっしゃていた「知識量の差」みたいなことですか?
経済とか社会とか全然知らない子が多いって感じる。単純に俺は、将来結婚して子供ほしいなって思うんやけど、そうなった時に日本の教育ってあんまり明るい未来は無いんじゃないかなって。例えば、来年から就活も変わるし、自分でやっていく力を求められるけど、自分の力を高める方法がわからないんじゃないかなって。だからそこを根本的に変えたい。そのきっかけの教科としては、英語は一番良いのかなっていう。
英語って、I think から主張が始まって、because~で理由をちゃんと言って、first reason… って根拠を述べて、that’s why~ でもう一回意見をって風に話すやんか。でも日本人って、そういう論理的思考力が低いし、そうする習慣がない。それら全部含めて構築できるのは英語じゃないかなって思う。自分の子供も、何事にも理由を持ってやるように育ってほしいし、自分でちゃんと自己実現出来るような教育に変えていきたいなっていうのはある。
「論理的に考える事が大事」
- 内定をいただいた先の会社では、具体的にどんなことをするんですか?
そこでは、新入社員向けの教育プログラムを作るかな。大手の企業がクライアントで、そういう会社の人事部長さんと、コンサルティング会社と、自分たちの会社が三位一体になって、そこの会社にあった新入社員向けの教育プログラムをつくる。
- 学校に対してのアプローチじゃなく、会社に働きかけるやり方を選んだんですね。
そう。でも今後の新規事業として、学校もやっていくかなっていうのもあるかな。
- なるほど。では、今後に向けて今なにか取り組んでいる事はありますか?
色んな人と話すようにはしてる。大人の人と話すのもそうなんだけど、自分より歳下の人と話すのも大事やと思って。
- 年下の人とは、なかなか珍しい気もしますが。
もう世代のギャップ感じるよ!今の小学生と話しても、みんなスマホ持っている時代だから、全然違う。今EFでインターンしてても、留学がしづらいなって子の後押しをする時に、中学生と高校生ではニーズも違えば、悩みも全然違う。俺とは全然置かれている立場が違うから、歳に限らず相手のことを考えて、気持ちを汲み取れないといけないなって思うよ。
- では最後に。留学を終えた今、なにか感じることはありますか?
若いうちから留学はした方がいい、それは絶対。というのも母国を離れることで人として大切な主体性や客観性を実感することができるし、ちゃんと色んな価値観に触れて、自分の意見を持てるから。個々の力が求められたり、グローバルな世の中だからこそ、今後を担う若者には早いうちから留学を経験してほしいと思う。
林佑弥(はやしゆうや)
大阪府大阪市出身。明治学院大学卒。23歳。
幼少期から高校時代まで水泳に没頭するも、持病の関係で高校卒業と共に競技人生を終える。障害者支援をしていた祖父母の影響を受け、大学では社会福祉を学ぶ。学内ではSCに所属し、学外ではレセプション会社のインターンに参加。多くの起業家の方に出会う中で刺激を受け、「自分にも出来ることから」と思い投資を始める。大学卒業後、憧れだったアメリカへ約9ヶ月の語学留学。留学を通して、日本の教育や人材の育成、開発の仕事に携わりたいと考えるようになる。現在は、留学先のエージェントでインターンとして活動中。